異世界ファンタジー
産まれてすぐ視力を奪われ、代わりに特殊な聴覚機能を与えられた者たちがいた。 Blindfold──ブラインドフォールドと呼ばれる彼らはその特異性により人々から避けられている。 理不尽に奪われ与えられた彼らはある時、ひとつの決断をする。それが歪な関係が崩壊する合図となった。
カテゴリー:Blindfold/独立側
Blindfoldとしてひとりで生きていたが、思いも寄らない事態に巻き込まれ翻弄される。
カテゴリー:Blindfold/独立側
ある目的からアイラを誘い入れるが、フォローしきれなく後ろめたさを感じている。自身もまた背負っているものがある。
ある深夜、アイラは橋渡し人から依頼を受ける。水の森の番犬、喋る犬リャンについてだ。水の森は曰く付きの森で、番犬リャンも謎に包まれた存在だ。旅支度をするアイラの元へ唐突に現われた見知らぬ男が言う「俺は君をかわいそうに思うんだ」恐怖と共に、知らなかった真実が見え隠れし始める。アイラは覚悟を決めて前に進もうとするが──
Blindfoldを管理する奪う連中とはなんなのか、連中側につくボルスとクマリの因縁、水の森に棲まう不思議な犬リャン、Blindfoldには見えない騎士と呼ばれる存在、そしてアイラにだけ冷淡な女王。アイラは、目を反らしていた現実と、向き合う時が来たことを知る。
カテゴリー:Blindfold/奪う連中側
連中側としてクマリたちと対立している。異形を引き連れたり、連中側でも上の立場と考えられている。
カテゴリー:Blindfold/奪う連中側
ボルスの仲間。その顔面は、Blindfoldとしても異形の存在。
カテゴリー:Blindfold/奪う連中側
ボルスの仲間。少年ではあるが高い戦闘能力を持つ。
廃都バラクシュアリにあるという、Blindfoldのルーツを求め、クマリはアイラに協力を請う。だがそれは、水の森を抜けばならない危険な旅だった。
「そうだ。私とヒミとアイラ、三人で行く」
「行くなんて言ってない! どうしてわたしなの!?」拒むアイラに、また危機が迫る。
第一章──水の森
第二章──得体の知れない者
クマリ編-始まりの日(アンソロ寄稿作品)
第三章──葛藤
第四章──旅路
文庫/1巻136P/2巻132P/各500円◆電子書籍各300円